人生が大きく変わる「成長思考」と人生が停滞する「固定思考」

皆さんこんにちは
今回のコンテンツは“人生が大きく変わる「成長思考」と人生が停滞する「固定思考」”について説明していきたいと思います。
タイトルだけ見ていただいて、皆さんは「成長思考」と「固定思考」のどちらに興味を持たれますか?
多分、多くの方が「成長思考」に興味を持たれるのではないでしょうか。
しかし「成長思考になるにはハードルが高そう」と感じられているかも知れませんね。
実は「固定思考」を「成長思考」に変えるには、たった一つの考え方を変えるだけなのです。
その考え方とは、固定思考の「努力で人は変わらない」と言う考えを成長思考の「努力で人は変わることができる」と言う考えに変えるだけなのです。
では具体的に、固定思考と成長思考の違いを事例を交えて説明していきたいと思います。

固定思考と成長思考の違い

根本的な思考と努力
固定思考では、自分の能力は遺伝や育った環境で決まっているので、変わることはない。また、才能があれば努力は不要と考えています。
成長思考では、努力すれば人は成長できる。また、努力を怠れば結果が悪くなることを知っています。
例えば、身長がそれほど高くない人がバスケットボールをしようと考えた際、
固定思考では「自分の身長では不利だし、身長を伸ばすこともできないので」と諦めてしまいまうでしょう。なんせ、遺伝的に不利だと考えている訳ですから。
しかし、成長思考であれば「身長が低い分3ポイントシュートを極めてやろう」などと考えます。不利な部分を技術でカバーしようと考えるわけです。
挑戦・障害・失敗
固定思考では、失敗を恐れているため、そもそも挑戦しないことで失敗を回避します。また「才能が全て」と考えているので、失敗すると「自分には才能が無かった」と悲観的になってしまいます。そのため、他人より自分が劣ると思われることは挑戦せずに避けるようにします。
成長思考では、挑戦は成長の機会と考えているので、失敗することがあっても挑戦を続けます。努力すれば壁は乗り越えられると考えているからです。
例えば、大学受験で目標の大学に合格できなかった場合、固定思考では勉強してきたことが全てが無駄だったと否定的に捉えてしまいます。成長思考では不合格の原因と対策を考え、今まで勉強してきたことをベースに積み上げていきます。
他人の成功
固定思考では、他人の成功を恐れています。自分より才能がある人を認めることは、自分を否定することになると考えているため、成功者に目を向けるのではなく、自分より劣っている人に目を向けるようになります。
成長思考では、成功者と自分の違いに着目し、参考にして学びや気づきを得て、次につなげることを考えます。
子供の褒め方
固定思考の親は「頭がいいね」と結果を褒めます。すると子供は評価を求めるようになり、失敗することがあると、挑戦しなくなるとともに、過去の成功に囚われるようになります。
成長思考の親は「頑張ったね」とプロセスを褒めます。すると子供は失敗することがあっても、努力や戦略・選択の改善に目を向けるようになります。
また、固定思考の親に育てられた子供は、親と同様に固定思考になる可能性が高くなります。
固定思考の子供は、親や環境に与えられた人生の枠の中で生きていきます。そのため思い通りにならないことがあると親や環境のせいにしがちになります。
成長思考の子供であれば、親や環境よりも自分が変われば、人生を変えることができると思っています。
なお、これは子育てだけでなく、部下や新入社員教育でも同様のことが言えます。
結論
固定思考では、成長や可能性が閉ざされてしまい
成長思考では、高い目標を達成しやすいと言われています。

このように、自分の人生の可能性を広げていくには、成長思考の方が良いと言うことになります。
では、成長思考になるためにはどうしたら良いのでしょうか。

成長思考になるために信じること

そのためには「努力で人は変われる!」と言うことを信じることにあります。
そして「何か成果が出たら、努力した結果だ!」と信じ、また、失敗したとしても「努力したことは無駄にはならない」と信じることです。結果よりも成長に目を向ける。思い通りの結果が得られなかった場合でも、その過程でどれだけ成長できたかを評価しましょう。
アスリートは常に成長思考で、勝つことよりも成長に目を向けていていると言われます。そのため、負けることがあっても努力を続けます。そして、その思考と成長が結果に繋がっていると言われています。
実際に有名アスリートの多くは「自分は天才ではないので努力したから上手になった」と言われる方も多くおられます。

今からでも成長思考に変われる

いかがでしょうか?それでも成長思考になるのは無理だと思われますか?
しかし人間だれしも、赤ちゃんの頃はあったはずです。最初は言葉を話すことはできず、徐々に言葉を覚え、そして会話ができるようになっていきます。幼少期に固定思考の考えは無かったはずですよね。
また、脳の成長に限界はありません。新たなことを学ぶのに、過去に学習したことを削除してスペースを確保しないと、新しいことが学べない訳ではありません。例えば、英語の勉強を始めても、日本語を忘れていくわけではありませんよね。

まとめ

しかしながら、人は固定思考と成長思考の両方が共存しているものです。完全に成長思考のみと言うのは不可能だと思います。自分がこだわりを持っていること、達成したいと思っていることを、先ずは成長思考に切り替えていけば良いと思います。





【文:Nakaya(M&Pラボラトリー/チーフカウンセラー)
資格:キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士】
年間1,500名以上のカウンセリングを実施。仕事の悩みだけでなく、プライベートの悩みや生活改善などもアドバイス。「いきいきと働き、いきいきと生きる」ことをサポートします。



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