さぁ実践、脱水予防!

気温が上がる暑い時期や、冬場でも室内起こる可能性がある〝脱水〟ですが、みなさんは日常的に脱水予防していますか?

みんな、脱水予防してる?

運動中はもちろん、入浴中や睡眠中、部屋の中にいるときでさえ、私たちは水分が不足がちな場合が多いです。

特に夏場は、脱水を予防するために「こまめに水分補給をしましょう!」とメディアで見聞きすることが多くなります。
皆さん〝脱水は危険だ〟とわかってはいるものの、実際のところ

「大丈夫じゃない?自分は脱水になんてならないでしょ。全然気にしてない。」
「1日、どのくらい飲んでるかわかんないなー。食事の時にコップ1杯飲むだけかな」
「え?水分?お酒なら飲んでるけどね!ははは!!」
など、このようなお話を聞くことが多々あります。

意識をして脱水予防のために水分を摂っている方は、とても少ない印象です。

なぜ、脱水を〝予防〟しなくちゃいけないの?

ではそもそも、なぜ脱水を予防する必要があるのでしょうか?
予防が大切だといわれる理由は、脱水が主な原因となって熱中症となり、重症なものとなれば亡くなるケースもあるからです。

軽度の脱水であればさほど症状は出ませんが、脱水が進行すると意識障害におちいったり、心臓や脳の血管が詰まることで、命を落とす危険性が高くなります

そのため、日常的に脱水を予防することがとても大事なのです。

じゃあ、どんな脱水予防をしたらいいの?

そこで、実際にどんな脱水予防対策をとればいいかというと、いくつか方法があります。
具体的には、以下のようなものがありますので、ご自身に合った継続できる方法を選んでみてくださいね。

可能なら中身が見えるボトルで管理する
⇒水筒でもいいですが、今どのくらいまで飲んだのかを〝目で見て確認〟できるので、私はこのやり方を採用しています。

2リットルのペットボトルを選択する
⇒何本もボトルを用意したり、ボトルに補充するのが面倒な方は、最初から1日の目標量を持ち歩く方法もあります。

マグカップで何杯飲むと決めておく
⇒デスクワークの方はやりやすい方法です。私も、デスクワークの時にはこの方法を選択しています。

尿の色をチェックする
⇒脱水が進むと、尿が濃縮されて色が濃くなります。脱水の程度を目で見て確認できますので、色が濃くなってきたら水分補給を積極的に行いましょう。

汗をかく前後は、特に水分補給する
⇒スポーツやサウナ、入浴の前後には、意識的に水分を飲むようにしましょう。

アルコールやコーヒーは避ける
⇒アルコールやコーヒーには利尿作用といって、おしっこを出やすくする作用があります。逆に脱水に傾きやすいので注意しましょう。

甘みが加えられているジュースや炭酸飲料は選択しない
⇒日常的に血糖値が高い状態が続くため、糖尿病になる危険性が高くなります。無糖の水分や、水を選択するのがベストです。

状況によってスポーツドリンクを利用する
⇒喉が渇いた、動悸がするなどの自覚症状がある時には、水分の吸収効率の良いスポーツドリンクを選びましょう。

脱水予防の具体的な管理方法は、以上のようなものがあります。
すべてを完璧に管理しようとするのは無理なので、まずは1つだけでもいいので、できることを今日から実践してみましょう。

脱水になってから挽回しようと慌てるのではなく、日常で取り入れられそうな、ご自身に合った脱水予防策をためしてみてくださいね!


株式会社M&Pラボラトリー
文責:保健師 Murakami
Blog ラブ♡健幸

《参照》
厚生労働省 あんぜんプロジェクト 尿の色で脱水症状チェック
厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
全国健康保険協会 脱水・熱中症にご注意を!



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