発達障がいの正しい理解

近年“発達障がい”と言う言葉を耳にする機会が増えてきました。
「うちの子供発達障がいではないか?」「同僚が発達障がいではないか?」
などと言う言葉がよく聞かれるようになりました。
では、どのように考え、どのように接していけば良いのでしょうか?

 自分を基準に考えない 発達障害は身近なこと 

近年、発達障がいを題材とした、テレビ番組が放送されたり、芸能人が発達障がいであることをカミングアウトするなど、発達障がいと言う言葉が身近になってきました。発達障がいと言うと、「特別な人」「変わった人」などと認識されがちですが

実は皆さんの個性と言われる中にも多少なりの「発達障がい的」なことは存在するものなのです。

例えば、私は人の名前を覚えるのが苦手です。また私の妻は方向音痴です。これはさぼっている訳でもなく、努力してもできないことなのです。
しかし、私も妻もそれなりに社会生活はやっていけています。
人の名前を覚えられなければ紙に書いたり再確認すればそれほど問題にはなりません。方向音痴はスマホを利用すれば何とかなります。
しかし、得意な人からすると「なんで覚えられないの?」「なんで方向音痴なの?」と思われるでしょう。

発達障がいと言われる人たちも、ある部分が苦手と言うか、できないことがあるのです。

私や妻のように代替えできるものがあれば、さほど困らないのですが、その様な対応ができていない場合や、できない場合は、周囲の人から「特別な人」「変わった人」と思われてしまいます。

発達障がいの症状は、人によって様々です。

よく例に挙げられるのが・・・お母さんが子供に「お風呂のお湯はりを見ておいて」とお願いしました。暫くして、お母さんがお風呂の様子を見に行くと、子供はお湯の溢れているお風呂をじっと見ていました。
この例に関しては、子供はお母さんから指示されたことをちゃんとしています。しかし、お母さんは、一定のところまでお湯が溜まったら、蛇口をひねってお湯を止めてほしかったわけです。
このようなことが頻繁にある場合は、子供は、言葉の先を考えて行動するのが苦手だったり、できないのかも知れません。
例の場合は、「ここまでお湯が溜まったら、蛇口をひねってお湯を止めてね」と細かい指示をすれば解決できるかも知れません。

発達障がいの方の対応としては、できないことを求めるのではなく、周囲ができるように配慮すれば、解決ことも多々あります。

また、発達障がいの方は、突出した能力を持っていることもあり、そこを見つけて伸ばせば、高いパフォーマンスを発揮されることもあります。
それには、周囲の理解や協力が必要不可欠なのです。

【文責:Nakaya(M&Pラボラトリー主任カウンセラー)
資格:キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士】
年間2,500名以上のカウンセリングを実施。仕事の悩みだけでなく、プライベートの悩みや生活改善などもアドバイス。「いきいきと働き、いきいきと生きる」ことをサポートします。

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