会社でもできる身体のケア ~ こむらがえり編 ~

施術に入らせて頂いている中で、よくこむらがえりになって地味に困っているとご相談を受けることが多くあります。そんなお悩みを少しでも解消して頂くために「こむらがえり」に関して、お話ししていきたいと思います。

特に運動中や就寝中に皆さんも1度は経験されたことがあるかと思うのですが、「こむらがえり」とは主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、痙攣を起してしまった状態のことを言います。

こむらがえりの「こむら」とはふくらはぎのことを指していて、その名の通りふくらはぎの筋肉が痙攣を起してしまった状態を指します。しかし、こむらがえりという名ですが実は足の裏や指、太もも、胸、背中など、身体のいたるところで筋肉のあるところであれば、どこでも起こる可能性があります。全てをこむらがえりと言ってしまうと少し語弊があるかもしれませんが、筋肉の痙攣が起こることを一般的にこむらがえりと一括りにしている感じです。

また妊娠中や加齢によってもこむらがえりを起こす可能性は上がってきます。

それではなぜ、こむらがえりが起こってしまうのかを説明していきます。まず筋肉にはケガを防止するために2つのセンサーが備わっています。筋肉の伸びすぎを防止するための「筋紡錘」と、筋肉の縮みすぎを防止するための「腱紡錘」というの2つのセンサーが備わっています。そのうちの「腱紡錘」の機能が低下しているとストッパーが外れている状態となり、筋肉が収縮する際に縮みすぎてしまい、筋肉の異常収縮が起こり、筋肉の痙攣が起こります。この一連がこむらがえりの簡単なメカニズムになります。

腱紡錘の機能低下の1番の原因としてはミネラルバランスが崩れてしまう事にあります。カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が身体の中の内部環境のバランスをホルモンなどと共に整えてくれているのですが、ミネラル分の中でも特にマグネシウムが不足してしまうと腱紡錘の働きが低下してしまいます。その他にも水分不足や冷えなどの血行不良で腱紡錘の働きが低下して筋肉の痙攣が起こることもあります。だから、運動中や就寝中、妊娠中、加齢などによって発生頻度が上がってしまいます。

予防法としてはいたって簡単なのですが、ミネラルを多く含む食品を摂取すること、運動中や就寝時にしっかりと水分補給を行うこと、また筋肉をほぐすためにストレッチやマッサージを行うことが効果的かなと思います。最近では簡単にミネラル分を補給するのに経口補水液や漢方薬などもありますので試してみて頂ければと思います。それらを試す際は、用法容量を守って正しくお使いください。

夏の暑い時期や冬の寒い時期などで水分補給をしているつもりでも出来ていない人を多々見かけますので、試しにコップ1杯の経口補水液を飲んで頂いて様子を見て頂ければと思います。もし、改善しない場合は他に原因がありますので、その他の方法を試してみて頂ければと思います。

【文責:Kurokawa(M&Pラボラトリー主任施術者)資格:鍼灸師・柔道整復師】
年間100社以上の企業内での施術を担当。職場での従業員様のお身体の不調・疲れのケア、職場・自宅でできるセルフケアアドバイスなどを行っています。

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