気持ちが伝わる注意の仕方「アイメッセージ」

人に注意をするのは難しいものですね。苦手とされている方も多いのではないでしょうか。本日は気持ちが伝わる注意の仕方について書いていきたいと思います。

アイメッセージとは

  

その伝え方は「アイメッセージ」と言います。「アイ」は私のアイです。
アイメッセージと反対に、相手が受け入れにくい注意の仕方を「ユーメッセージ」と言います。「ユー」は相手と言うことです。

「アイメッセージ」は自分の想いを伝えると言う伝え方です。

分かりやすく例題で説明したいと思います。
例えば、あなたには中学生の子供が居ます。ある日、連絡も取れず、帰宅したのは夜の12時でした。
この状況の場合、多くの親は「あなた!何時だと思ってるの!!」とつい怒鳴ってしまうでしょう。実はこの言葉はユーメッセージになり、相手に自分の感情をぶつけています。感情をぶつけられた子供は、反抗したり、気持ちが萎縮してしまうことにもなってしまうでしょう。
では、アイメッセージではどのように伝えるかですが、先ずは自分の気持ちがどうなのかを整理します。
この例題の場合、あなたは大切な子供が事件や事故トラブルに巻き込まれたのではないか?と不安で心配な気持ちになっているのではないでしょうか?その気持ちを言葉にして伝えます。
例えば「大切なあなたが、何かトラブルにでも巻き込まれているのではないかと心配で仕方なかった、何故こんな遅くになったの?」
親が子供に伝えたいことはユーメッセージと根本は同じです。しかしアイメッセージで伝えられた場合、子供は「親に心配させてしまった」との気持ちになり、反抗と言う感情は強くはならないでしょう。

では何故、ユーメッセージになってしまうのでしょう?

子供が帰宅するまでは心配だったはずです、しかし子供の顔を見て安心した途端、心配が怒りの感情に変化してしまったのです。
感情の変化を理解し、本来の自分の気持ちを整理し伝えることで、相手は注意を受け入れやすくなります。

仕事で注意する場合も同様に、何故怒ろうとしているのか?怒る前に、自分の気持ちを考え整理するようにしていただければ良いかと思います。
「期待をしているから」「信頼しているから」「もっと頼ってほしいと思っているから」「大きな失敗をしてほしくないから」などがあるのかも知れませんね。

【文責:Nakaya(M&Pラボラトリー主任カウンセラー)
資格:キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士】
年間2,500名以上のカウンセリングを実施。仕事の悩みだけでなく、プライベートの悩みや生活改善などもアドバイス。「いきいきと働き、いきいきと生きる」ことをサポートします。

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