コロナから「身体を守る8つの心得」
大阪本町メディカルクリニック 睡眠科  院長 松島勇介先生

弊社(株式会社M&Pラボラトリー)の顧問クリニック「大阪本町メディカルクリニック 睡眠科  院長 松島勇介先生」から、コロナウィルス感染予防についてアドバイスを頂戴しました。

大阪本町メディカルクリニック 睡眠科  院長 松島勇介です。
皆様に最適な医療をお届けするために努力を重ねています。

コロナに負けない、身体を守る8つの心得え

ご存知の通り、この新型コロナウィルスに対する治療法は未だ確立しておりません。
今回は気道感染するコロナウィルスの「予防」についてお伝えしたいと思います。

1.睡眠

免疫を高めるためには睡眠が重要です。睡眠は睡眠時間×質で考えると分かりやすいです。まず睡眠時間については、個人差はありますが約7時間以上を確保することをお勧めします。次に睡眠の質を高めるために重要なのは、寝始めの4時間を良い睡眠にすることです。その中でもまずは就寝90分前に入浴をすることをお勧めします。39-40℃位の湯舟に10分程度、肩までしっかりとつかることで血流改善が促され、身体の芯から温まります。その後に緩やかに体温が低下するとともに入眠することで質の高い睡眠を得やすくなります。次に光の調整です。午前中はできる限り、太陽の光を浴びることが重要です。屋内のLEDも明るく感じますが、曇り空でも明らかに屋外の方が多くの光を取り込むことができます。そして夜は就寝1時間前から間接照明などを活用して眼に入る光を減少させることで、睡眠を促すホルモンであるメラトニン分泌が促進され、質の高い眠りととることができます。
睡眠の役割は、脳の修復メンテナンス、疲労回復、自律神経やホルモンの調節など生命活動を営むうえで無くてはならないものです。改めてお伝えしたいのは、睡眠時間は生きる上で、唯一の休息の時間であり、適切な免疫を整える時間であるという認識の元で、生活の中での睡眠の優先順位を高めて頂きたいということです。

2.運動

歩いているのを早歩きにしてみるとか、軽めのジョギングを行うなど軽い運動が身体の免疫に効果的です。時間は30分程度と、無理のない範囲で、筋肉を活性化させ血行を良くすることで免疫力は向上します。強度の高い運動は身体への負担がかかるので、短時間にした方が良いでしょう。

3.手洗い

石けんやアルコール消毒液などによる手洗いが有効です。ウイルスは通勤中の電車のつり革や、仕事場での電話やコピー機などに付着します。プラスティックなどの環境ではウィスルは数日生存するとも報告されています。特に多くの方が触る場所に触れた場合には小まめに手を洗いましょう。アルコールなどの消毒液を使うのもよいのですが、手が荒れたり、乾燥すると肌のバリアが弱まり逆効果になりますので、ハンドクリームをまめに塗り込んで保湿を心がけてください。

4.マスク

WHOはマスクの有効性に疑問を呈しましたが、今年のインフルエンザ感染が大幅に減少しているのは、マスクの有効性を示唆します。マスクの効果は、ウィルスを自分の鼻や口、眼などに移さない効果があります。加えて自分の吐いた湿った空気を再利用することで鼻、喉、気管を冷気、乾燥から回避することができます。 

5.うがい、鼻うがい

ウィルスは多くは鼻から入ってきて、鼻の奥に付着し体内に侵入することが多いです。そのために、起床時に顔を洗う時、外出先から帰宅したときには普通のうがいだけでなく、鼻うがいをお勧めします。薬局で売っているものもありますが、180㏄程度の白湯にスプーン1/2程度の塩を溶かしたものを片方の鼻から入れて口から出すというものですが、難しければ同じ鼻から出しても効果があります。しかし普通のうがい、鼻うがいでは構造上、喉の奥までは届きにくいため、水やお茶をそのまま少しだけ飲むということでウィルスを胃まで落とすことができます。胃の中では胃酸があるために死滅させることが可能です。

6.栄養バランスを整える

食事は免疫に大きく関与していることが分かっています。ビタミンとミネラルを多く含む食事が良いです。ビタミンCは、3g以上を摂取することで抗酸化作用で免疫力を調節する効果があると報告があります。ビタミンBは免疫担当細胞を活性化させます。加工食品には添加物が多く含まれており、亜鉛の排出を促すものも決して少なくありません。亜鉛は免疫をコントロールする胸腺という免疫担当臓器を活性化します。ビタミンB・C、亜鉛の多く含まれる食品やサプリメントを活用していきましょう。

7.禁煙

喫煙によって気道が傷つき小さな炎症が続くことで、気道の免疫力が低下します。ウィルスにとっては生着し、増殖する場所を提供する以外の何物でもありません。できる限り、禁煙されることをお勧めします。

8.禁酒

飲酒は代謝の過程で主に肝臓に負担をかけます。また睡眠の質に悪影響となります。体の免疫を整えるためできるだけ避けるのが望ましいと思われます。

コロナウィスルの診断キット・治療薬の開発が近日中に公式に認可されると思いますが、今できることは、一人一人の感染から身を守る事です。
感染から身を守る事と、自分の身体の免疫を高めることに集中することです。
明るい未来が早く到来するように 「今、一人一人の手の中に」 その鍵があります。

大阪本町メディカルクリニック 睡眠科 院長 松島勇介先生

協力:大阪本町メディカルクリニック
管理:株式会社M&Pラボラトリー

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