企業が求められるニューノーマル(New Normal:新常態)への対応

皆さまこんにちは。
新型コロナウイルスの感染は、国民の努力の甲斐もあり感染者数が減少に向かっています。このまま終息してくれるのを願うばかりですね。
しかし、新型コロナウイルス専用の治療薬の開発にはまだ時間を要すと言われており、自粛生活は、まだしばらく続くことが想定されます。

「ウィズコロナ」「アフターコロナ」「ニューノーマル」とは

ニュースやインターネット上では「ウィズコロナ」や「アフターコロナ」「ニューノーマル」と言う言葉も聞かれるようになりました。
「ウィズコロナ」とは、新型コロナウイルスと折り合いをつけながら、社会生活や経済活動をおこなうことです。
「アフターコロナ」とは、新型コロナウイルスが終息後の社会生活や経済活動のことを言います。
そして「ニューノーマル」とは、新型コロナウイルスの経験が、新常態(新しい習慣)になることを言います。

「ニューノーマル」で社会ニーズは変化する

例えば、欧米では、マスクは病人が他の人に感染させないためにするものとの認識でしたが、今後は感染予防でマスクをすることが当たり前になるかも知れません。
また、欧米のコミュニケーション文化である「握手」や「キス」「ハグ」なども、ひょっとしたら無くなるかも知れないですね。
もちろん日本でも「非接触」や「非集合」、「三密」と言われる「密閉」「密室」「密集」の回避が当たり前の社会ニーズになることが考えられます。
感染予防のマスクやアルコールの需要が継続するのはもちろんのことですが、現在、建設業界では、自動ドアの注文が殺到して、生産が追い付かない状態になっているそうです。
その他にも需要が高まっているのが、オンラインショッピング(ECサイト)、電子マネー、テイクアウトやデリバリー、また、巣ごもりグッズ(ゲームや家庭内でできる趣味のものなど)、在宅勤務用のWEBカメラやノイズキャンセラー付きのイヤホンマイクなども手に入らない状態になっています。
私事ですが、以前からミシンの購入を考えていたので、4月の上旬にインターネットで注文しました。当初は4月中に納品される予定が、GW明けになり、さらには8月になると連絡が来ました。GW中に手作りマスクを作ろうかと考えていましたが、予定が崩れてしまいました。

企業に求められる「ニューノーマル」

当然ですが「ニューノーマル」は、企業にも求められます。
感染防止に係る、衛生用品の配置や換気、ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)などです。
しかし、事業所内でソーシャルディスタンスを簡単に広げることは難しいと思います。
今回の緊急事態宣言により、やむなく行った、在宅勤務(在宅ワーク・リモートワーク)や時差出勤、Web会議などが、今後「ニューノーマル」になってくるのでしょう。

また、2020年4月から、中小企業も「働き方改革」が本格施行されましたが、経営者様や従業員様からは「働き方改革の実施には無理がある」とのお話を多く伺っていましたが、この度の、新型コロナウイルスによる緊急事態がシミュレーションとなり、働き方改革実施のきっかけになるのは事実だと思います。

より求められるコミュニケーション

しかし、在宅勤務や時差出勤では、業務指示や報連相の頻度は少なくなり、また意思疎通のレベルも低下すると思います。
SNSではニュアンスが伝わりにくく誤解を生じることもあるでしょう。またビデオ会議においては、顔は見れても「雰囲気」や「空気」など、対面と比べると埋められない部分もあります。
また、配慮や気遣いなども薄れてくるかも知れません。
海外のニュースキャスターだったと思いますが、自宅からビデオ会議で参加していて、映る部分は上半身だけと考えていたのでしょう。上半身だけスーツを着て、ズボンを履いていなかったことが、何かの拍子にばれてしまった。と言うのがありました。
笑い話かも知れませんが、このようなことが社会性を低下させていく、きっかけになっていくのだと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大以前から、コミュニケーション不足は社会問題にもなっていました。「ニューノーマル」になると、コミュニケーション不足はさらに増えることが危惧されます。だからこそ、今まで以上にコミュニケーションを取ることが求められると思います。

【文責:Nakaya(M&Pラボラトリー主任カウンセラー)
資格:キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士】
年間1,800名以上のカウンセリングを実施。仕事の悩みだけでなく、プライベートの悩みや生活改善などもアドバイス。「いきいきと働き、いきいきと生きる」ことをサポートします。

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