会社でもできる姿勢改善 ~ 知識編 ~

仕事をしている多くの人が、肩こりや腰痛の症状などで悩まれているのではないでしょうか?

デスクワークの人は、特に座り方によって肩こりや腰痛の症状を引き起こしやすい状況にいらっしゃいます。
例えば、猫背で背中が丸まっていたり、足を組んでいたり、頭をつき出して前かがみのような姿勢になっていたり、その他にも肩こりや腰痛の原因となる姿勢をとっておられるかもしれません。悪い姿勢で座って仕事をしていると、身体のどこかに長時間負担がかかり続けて、肩こりや腰痛の症状を引き起こしてしまいます。

多くの人が悩まされているであろう肩こりや腰痛の改善策の第一歩として、姿勢についてお話ししていきたいと思います。意識的に姿勢を気をつけて頂くだけで、これまで同じところにかかり続けていた負担を少しでも軽減していけますので、まずは意識的に改善して頂ければと思います。

始めに、良い姿勢には基準となる指標が、身体の側面と後面に5つずつあります。
その5つの指標が上から下まで一直線に並んでいれば良い姿勢をとれていると判断できます。
もし、この5つの指標の位置が崩れてしまっている場合は身体を支えているどこかの筋肉や関節に負担がかかって、肩こりや腰痛の原因になっている可能性があります。

Woman with impaired posture position defect scoliosis and ideal bearing.



・側面からの指標
①耳垂のやや後方(耳たぶのやや後方)
②肩峰(肩)
③大転子(股関節)
④膝関節前部(膝のお皿のやや後ろ)
⑤外果の前方5~6cm(外くるぶしの前方5~6cm)

・後面からの指標
①後頭隆起(後頭部の盛り上がっている部分)
②椎骨棘突起(背骨の中心部分)
③殿裂(お尻の割れ目)
④両膝関節内側の中心(両膝の内側の中心)
⑤両内果間の中心(両内くるぶし間の中心)

座っている時の基準になるのは①~③の基準に骨盤がまっすぐ立ち上がっていること、両足が地面にしっかりついていることになります。立っている時も座っている時も過度に腰を反ってしまい骨盤が前に倒れていたり、背中を丸めてしまい骨盤が後ろに倒れている状態は良い姿勢とは言えないのでご注意下さい。


また生活習慣の動作や癖などが原因で頭の位置、身体の捻り、骨盤の傾きなど、指標が崩れてしまっているところがそれぞれあると思いますので、ご自身の姿勢のどこが悪いかを知り、生活習慣の中で意識することで少しでも改善に役立てて頂ければと思います。

今回は良い姿勢の指標についてお話しさせて頂きましたが、運動学観点ではまた少し違った姿勢の指標がありますので、次回にでもご紹介したいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

【文責:Kurokawa(M&Pラボラトリー主任施術者)資格:鍼灸師・柔道整復師】
年間100社以上の企業内での施術を担当。職場での従業員様のお身体の不調・疲れのケア、職場・自宅でできるセルフケアアドバイスなどを行っています。

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