悩みや不安は仕分けることで軽減できる
悩みや不安を感じることは、誰にでもあると思います。今回は悩みや不安を少しでも軽減する方法について書いてみたいと思います。
- 悩みの仕分け方
まずは、悩みや不安を抱えていると何が問題なのかと言うと、その際に受けるストレスが長期間継続すると、最悪、体調不良や心疾患になってしまうリスクがあるからです。
つまりは、ストレスに感じている時間を少しでも短くすることができれば、リスクは軽減できると言う事なのです。
具体的な方法としては、悩みや不安を仕分けることから始めます。
一つは「行動できることがある」もう一つは「行動できることが無い」のどちらかに仕分けて下さい。
「行動できることがある」場合
原因はあなたが先送りや現実逃避しているのかも知れないですね。行動すれば、不安や悩みは解決できることなのかも知れません。
例えば、週末の退社前に客先からクレームの電話が入りました。しかしあなたには楽しみにしていたコンサートの予定があり時間も迫っています。仕方なく対応を週明けに先送りして、コンサートに向かいました。しかし心から楽しむこともできず、休日も憂鬱に過ごし、週明けに出勤したくない思いも募りました。当然出勤して上司に怒られました。この間あなたはずっとストレスにさらされている状態になります。
この例の場合コンサートに遅れてしまうかも知れませんが、上司に直ぐ報連相しておけば、あなたがストレスに感じる時間は軽減できたかも知れません。
ではもう一つの「行動できることが無い」場合
先ほどの例で言うと、あなたは上司に直ぐに報連相し、上司が対応することになりました。しかし、あなたは「あの時こうしておけばよかった・・・」と過去の失敗を堂々巡りに考えてしまいます。やはりストレスですよね。
「あの時こうしておけばよかった・・・」いかがでしょうか?
過去を変えることは不可能です。
考えるだけストレスになってしまいますね。
失敗は一度しっかり考え、反省材料にすることは良いでしょう。そしてその事に対し「行動できることは何もない」と言うレッテルを貼り、再び気になったとき、そのことを直ぐに思い出し、何度も堂々巡りで考えないようにすることにより、ストレスを感じている時間を短くすることができるのです。
- 【文責:Nakaya(M&Pラボラトリー主任カウンセラー)
資格:キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士】
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